2008年4月 5日

フラサバソウ

オオイヌノフグリがあるのなら、イヌノフグリがあると思いますよね。

そのとおりあるんですが、実は私もまだ見たことがありません。

そのイヌノフグリに、花の大きさがよく似ているのがフラサバソウ。

径3~4mmのとても小さな花です。

オオイヌノフグリの花が径7~10mmあるのと比べると4分の1ほど。

虫めがねでみないと、花のつくりなどよくわかりません。

 

でも最近はデジカメというものがあります。

コンパクトなデジカメなら、たいていの方が持ってますよね。

デジカメのマクロ撮影の機能を使えば、写してその場で拡大して見ることが

できますし、家にかえってパソコンに落とせば、大画面で見ることもできます。

 

furasabasou.jpg

というわけで拡大した画像です。

この色も素敵ですよね。淡青紫色というそうです。

 

イヌノフグリの花の色は淡紅白色だそうですから、もう少しピンクっぽいんでしょ

うか?

ほかの違いは、萼のヘリに長い毛が生える(フラサバソウ)か、微毛(イヌノフグ

リ)か?

 

花の名前の由来については植物図鑑をみてね。

 

和名:フラサバソウ      学名:Veronica hederifolia L

植物図鑑へのリンク→フラサバソウ.
 

2008年4月 3日

シロバナサギゴケ

shirobanasagigoke.jpg

サギゴケの話に続いてるんですが・・・

勉強不足でとってもお恥ずかしい話ながら、ムラサキサギゴケという和名があると

思ってました。

ないんですね。紫色のはサギゴケ。白いのはシロバナサギゴケというみたい。

牧野植物図鑑には「和名鷺苔は白色花をサギにみたてたものなので、紫花品はムラ

サキサギゴケと呼ぶ。」とあり、また、平凡社の「日本の野生植物3 1993初版

第23刷」では、「白花品をサギゴケまたはサギシバと呼び、紫紅色のものをムラ

サキサギゴケと呼んで区別することがある。」とあり、シロバナサギゴケという

名前は出てきません。

一方、私が現在学名、和名の記述で参考にさせていただいているBGPlantには、

Mazus miquelii Makino f. albiflorus (Makino) Makino  シロバナサギゴケ

とありますから、最近ではそのように分類されているようです。

ま、植物学者じゃないので難しいことはともかく、紫色のと白いのがあるってことで。

でも絶対的に紫色が多いと思います。白花は1か所でしか見たことがありません。

白花を見ると、名前の由来がうなずけますね。

 

和名:シロバナサギゴケ(白花鷺苔)

学名:Mazus miquelii Makino f. albiflorus (Makino) Makino  

 

2008年4月 2日

サギゴケ

sagigoke.jpg

トキワハゼに雰囲気がそっくりの花でしょう?

そうなんです。同じ属ですからそっくりさん。特徴も同じです。

一見して区別できる点は、サギゴケのほうが花が大きいこと。

トキワハゼは1cm程度、サギゴケは1.5cm~2cmくらいあります。

ほかの違いは、

トキワハゼは1年草で茎が直立するのに対し、サギゴケは多年草で匍匐茎で繁殖。

なのでサギゴケはたいていかたまって咲いています。そしてどちらかというとやや

湿っぽい所を好むようです。 またサギゴケの花が見られるのは春だけです。

紫色のサギゴケを普通ムラサキサギゴケと呼ぶようですが、和名はあくまでもサギゴケ。

たぶん名前の由来となっただろう白花のサギゴケにはシロバナサギゴケという名前が

ついています。

 

和名:サギゴケ(鷺苔)  学名:Mazus miquelii

植物図鑑へのリンク→サギゴケ

 

 

2008年4月 1日

トキワハゼ

歩道のタイルのすきまや花壇のすみなどで、ちょこんと花を咲かせているトキワハゼ。

 tokiwahaze.jpg

花びら同士がくっついている合弁花。

もともとは5枚なのですが、上の2枚、下の3枚が随分違う形にくっつきました。

名残で上部の先はちょっと2つに裂け(小さな花では裂けてないこともあります)、

下部の先は3つに切れこみが入ってます。

その中央部分がちょこっと盛り上がっていて、毛のような突起があったり、黄色や赤褐色

の模様があったり、このあたりは虫を呼び、効率よく受粉する戦略でしょうね。

こうしてじっくり見ると、なかなか手がこんでます。

雄しべは4本で下側の2本が長いのですが、写真では長い1本がはっきり見えますね。

葯が2室なのもわかると思います。

雌しべはちょっと変わっていて、先が上下2片に分かれ(写真の状態)、その内側に柱頭

があります。柱頭に刺激があると、この2片がゆっくりと閉じるのです。虫が運んできた

花粉をとじ込めてしっかりとりこんだり、乾燥を防いで受精しやすくしたり、自家受粉を

防いだりする働きがあるといわれます。

萼は鐘形で先が5つに分かれます。

トキワハゼ(常盤ハゼ)の名前の由来は、種がすぐに芽を出し次々に花を咲かせるから。

春早くから、秋の半ばまで花を見ることができます。

 

和名:トキワハゼ(常盤はぜ)  学名:Mazus pumilus 

植物図鑑へのリンク→トキワハゼ