2008年4月 1日

トキワハゼ

歩道のタイルのすきまや花壇のすみなどで、ちょこんと花を咲かせているトキワハゼ。

 tokiwahaze.jpg

花びら同士がくっついている合弁花。

もともとは5枚なのですが、上の2枚、下の3枚が随分違う形にくっつきました。

名残で上部の先はちょっと2つに裂け(小さな花では裂けてないこともあります)、

下部の先は3つに切れこみが入ってます。

その中央部分がちょこっと盛り上がっていて、毛のような突起があったり、黄色や赤褐色

の模様があったり、このあたりは虫を呼び、効率よく受粉する戦略でしょうね。

こうしてじっくり見ると、なかなか手がこんでます。

雄しべは4本で下側の2本が長いのですが、写真では長い1本がはっきり見えますね。

葯が2室なのもわかると思います。

雌しべはちょっと変わっていて、先が上下2片に分かれ(写真の状態)、その内側に柱頭

があります。柱頭に刺激があると、この2片がゆっくりと閉じるのです。虫が運んできた

花粉をとじ込めてしっかりとりこんだり、乾燥を防いで受精しやすくしたり、自家受粉を

防いだりする働きがあるといわれます。

萼は鐘形で先が5つに分かれます。

トキワハゼ(常盤ハゼ)の名前の由来は、種がすぐに芽を出し次々に花を咲かせるから。

春早くから、秋の半ばまで花を見ることができます。

 

和名:トキワハゼ(常盤はぜ)  学名:Mazus pumilus 

植物図鑑へのリンク→トキワハゼ

 

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